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■「松浦鉄道、ハウステンボスまで乗り入れ

【概要】松浦鉄道(MR、佐世保市)は二十七日、来年三月のダイヤ改正からJRハウステンボス駅まで
乗り入れることを明らかにした。同駅−MRたびら平戸口を快速の直通便が一日一往復する。
 同日開かれた松浦鉄道沿線地域公共交通活性化協議会(会長・朝長佐世保市長)でMRが報告した。

 MRや協議会事務局によると、乗り入れは二〇一〇年度までの実証運行として実施。
時間帯は日中になる見込み。MRとJR九州は、最も利用客の多い通勤通学時間帯の相互乗り入れも協議し たが、JR九州側のダイヤが込み合っていることから断念。
 MRの吉武一彦副社長は「通勤通学時間に乗り入れができないのは残念だが、ハウステンボスからたびら平戸口まで直通を運行することで観光振興につなげたい」とし、地元の観光関係者と協議しパッケージ商品などを開発する。

 ダイヤ改正に合わせ、たびら平戸口駅に電動自転車五台を設置し、レンタサイクルを始める。
 MRは「電動自転車なら平戸大橋や市内観光など美しい平戸の景色を存分に楽しんでもらえると思う」
と期待する。

(記事 長崎新聞 松浦鉄道 )

 ちなみに、以前行っていた乗り入れの復活に当たります。
 以前はレールバスの大型化したディーゼルカーだった物を、本格鉄道規格のディーゼルカーに置き換えを進めての乗り入れ復活となるので、上手く需要と結びついて末永く行えればと思います。
 

■「「環富士山」6市町が広域連携模索−新ナンバーを契機に

【概要】自動車の「富士山ナンバー」を導入する県内6市町(富士、富士宮、御殿場、裾野、小山、芝川)が、ナンバー発足の取り組みを契機として、広域的な行政連携に向けた模索を始めた。
 富士山関連の共通課題に対して協力を深めるほか、道州制をにらんだ都市づくりについての研究も視野に入れている。
 まずは研究会の発足を目指し、ナンバー交付開始の来月4日に初の首長会合を開く。

 富士山を取り囲む6市町は、山ろくの環境保全や登山者対応、観光PRなど共通の課題が多く、もともと連絡は緊密。関係市町で構成する組織も数十件存在し、「広域連携で整理、効率化しようという声は以前からあった」(御殿場市企画課)という。
 3年以上にわたる国とのナンバー取得交渉で一体感が強まり、今年になって広域連携への動きが進んできた。
 (記事 静岡新聞 )


 環境の悪化で自然遺産認定取り消しなどの課題が発生した富士山問題。
 強い連携で望んで欲しいと思います。
 中高年の登山者増加による遭難・事故発生等も増加している最中ですし。
 

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