ウェブ対応型住宅への要望

早くも7月になる。慌ただしく立ち回っていたらいつの間にかである。
ここ数年首都圏は、ゴールデンウィーク明けに一気に30度越えの暑さが発生した状況であり、今年のように雨が少なく涼しい気温は、過ごし易いのだが時間の経過を忘れる。

1年前は1年前でウェブ関係の業務についていた話、震災の影響もありウェブ接続用のルータ交換の手配の業務をして居て、一向に業務が進まない事態なんかにも遭遇した。
ここで着眼すべきは、ウェブサービス提供業者と工務店の考え方の違いである。
ウェブ接続の機器は耐久性が高いとは言え、突発的なトラブルや経年劣化で交換すべき事態が往々にして発生する。
家を新築した際に、ルータを専用の機器室や屋根裏に設置して居る場合があるのだが、その際に交換を考慮して居ない為に機器交換が困難な事態が発生している。
また、自宅の壁内に配線がある場合も、配線の交換ができなかったり、内部にハブ機器が付いている為、後からのメンテナンスが出来ない場合も多い。
通信サービス業は機器の交換や設定に出来る限りの配慮を行えるので、工務店でこの記事を目にしている方は、ぜひとも「将来的に発生する、ネット接続機器の交換作業」への配慮を付け加えて家の設計を行って欲しい。