(金) ホーム増設に関して

■ホームの増設要望を出してみた。
現在までにJR東日本では、輸送力増強の為、車両更新に関し拡幅車体のE233系電車を導入し、編成増結が無理な混雑緩和の状況に対し対応している。
様々な鉄道事業者が存在する中、非常に積極的に混雑時の安全対策に取り組んでいる事業者と思う。
しかし、現状の車両の輸送力増強のみでは対応できない面がある。
それは、各駅のプラットフォームの容量である。
車両が運んできた乗客をホームに下しても、処理できない内に次の電車の乗客が大量に降りるのはザラであり、ホーム自体で渋滞が処理できなくなっている。
15日も、中央線(中央快速線)の四ッ谷駅にて、乗客の転落による安全確認が発生している。
この四ッ谷駅に関して言えば、半年以内に一度はホームの安全確認が発生しているように見受けられ、その都度中央快速線が安全確認で全線に渡り停車するので、根本的な解決策が必要だろう。(直通する青梅線五日市線への影響は然り)
そこで早期に対応しやすい手段として、上りホームの増設が考えられる。
現在中央快速線のホームは島式ホームの片側を利用しているが、その外側には空間が存在し、幅5m程のホームを上り線の外側に作成する事は可能だ。
この新設ホームを上り専用として、現在のホームを下り専用とすれば、夕刻のラッシュ等の混雑も緩和できる。
よく視覚障害者団体から指摘されている、カーブに差し掛かった箇所でのホームの足元空間への対応も出来、将来的にはホームドアの設置も容易くなる。
東京では、東京オリンピック2020を控え、更なる安全対策が求められている。四ッ谷駅は、中央総武線の乗り換え駅として、高い安全を求められる。
また、高齢者比率が大幅に増加する今後を考えても、四ッ谷駅の上りホーム増設は有望な手段であろう。

合せて、中央総武線(中央・総武緩行線)の、千駄ヶ谷駅についても、未使用の臨時ホームが存在する。
代々木方面列車のホームとして整備し、上下線ホームの独立化を行うのは、国立競技場へのアクセスも求められる駅として有効な手段であろう。
とりあえずは、近日中にJR東日本の要望窓口に意見を出すとする。