(月) 山手線午前中運休

■「山手線架線トラブルで午前中運休のニュース」

 本日東京近郊で結構目玉となったのはこのニュースでしょう。

 月曜日の朝の通勤ラッシュを直撃した山手線の架線事故。7日昼過ぎまで内回り線全線で運休となったほか、復旧作業のため外回りなども一時運休となり、混乱が続いた。JR東日本によると、「山手線が午前中いっぱい運休したのは、おそらく初めて」。破損した重りはすべて一般道路に落ちていただけに、国土交通省からは、「点検をきちんとしていたのか」との声も上がった。  (gooニュース・Yomiuri on line 11月 7日 14:45時現在のニュースより) 

 一方、回り道を余儀なくされた乗客らは、うんざりした表情を浮かべた。
 JR東日本によると、トラブルがあったのは、電車のパンタグラフと直接接触する架線で、山手線内回りのうち、東京駅をはさんだ有楽町―神田駅間の約1・5キロ・メートルが、ややたるんだ状態になっていた。
 この架線は、約500キロ・グラムの重りを両端につるして張力を保ち、温度変化で伸縮する架線の張り具合を調整する「自動張力調整装置」が付いている。重りは線路面から高さ約2メートルの位置にあり、縦40センチ、横20センチ、厚さ8センチの鉄板を13枚重ねた構造だが、同社で調べたところ、有楽町―東京駅間では、重りを固定する鉄棒が切れて鉄板11枚がはずれ、東京国際フォーラムわきの一般道路上に落ちていた。通行人や車に被害はなく、JR東日本では「不幸中の幸い」と胸をなで下ろした。同社によると、重りが落ちたトラブルはこれまでほとんどないという。

 復旧作業が午前中いっぱいかかったことについて、JR東日本では、「架線トラブルでは、高圧電流をいったん止めて、架線に傷がないかどうかを、係員が目視して点検する必要がある」と説明している。今回は1・5キロ・メートルにわたって架線を目視して確認したため、時間がかかったという。
 国交省鉄道局では、「あまり聞いたことのないトラブル。重点的な点検対象になっていなかったのではないか」と話し、「なぜこのようなことが起きたのか、JR東日本から事情を聞きたい」としている。


 現在JRの機能のほとんどが、下請け業者に放り投げしていて、人身事故でも発生後「自社に人員が居ないため対応できない」ために過剰に復旧の時間がかかっていると聞いたことがあります。
 根本的に基本の構築しなおし必要かと・・・。