(日) 上野の森美術館 ガンダム展へ行って来ました 

■「上野の森美術館 ガンダム展 

 特に今日の予定が無い中、昨晩この事を思い出してウェブで検索。
 せっかくだから見に行こうと言う運びになりました。

 このガンダム展は、メインとなるのは機動戦士ガンダム(ファースト)のみで、現在劇場版が公開されている「機動戦士Zガンダム 」も「機動戦士ガンダムSEED」も「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」も無い物だったのですが、ある種プリミティブなガンダム像をテーマとする点ではこのファーストのみが対象のチョイスも正解だと思います。

 事前情報では1/1コアファイターの話題ばかり目立ち、印象としてはボトムズ展の二番煎じと言う印象が強いという方の居ると思います。
 しかし展示品の置き方や、スピーカーから出てくる効果音と組み合わせた演出、いわゆる「空間の作り方」にこだわりがあり、美術展と言うよりクールなガンダムの空間といった感じが強いと思われます。
 個人的に1998年にパシフィコ横浜で行われた「ガンダムビックバン宣言」渋谷の旧五島プラネタリウムで行われた「ガンダム新体験グリーンダイバーズ」富士急ハイランドの「ガンダム・ザ・ライド」等の、ガンダム系アトラクションと一貫した流れがあるように思えます。

 展示内容の初めにある戦場を描いたポスターアートでは、向かって3枚のポスター・背後に1枚のポスターが存在し、そのすべての配置合わせてと合わせて1つの展示品となっているのですが、これはビックバン宣言の最初に存在した3つのモニターを組み合わせて映像を見せるという手段を思い出しますし、実物大コアファイターも周辺を宇宙空間の映像がある中に展示し、その映像自体もニュータイプのエフェクトみたいなものが時折見えたりと変化があり、周辺のスピーカーからは遥か遠くで爆発音が聞こえるような轟音が響くような「虚空を漂う」演出がなされています。
 コアファイター自体も、中のモニターが活きている演出がされており、混雑が無ければ良い感じの空間です。

 その後もオーラバトラーに見えた巨大セイラとか、フラガナン研究所とか、普通のガノタでは思いつかないだろう変な展示アトラクションがありました。
 そして内心こちらがメインの目的ではないかという記念グッズ販売です。
 私の狙っていたHGUCガンダム記念クリアバージョンは数多く在庫が存在しており、私が見ている間にも随時物凄い量が販売カートに追加されており、入手の不安は一掃されました。
 転売やオークション狙いで買い占める輩の不安はほぼ無いです。ほとんどの人が2つ以上購入できたので、この点は主催者の対応に感謝です。
 このプラモについては、価格も通常版より200円高いだけであり、非常に入手しやすいです。
 パッケージのデザインなど総合的に気に入った事もあり、私もギフト用含めてとりあえず3点購入しました。

 他の展示についてはネタばれになるので割愛。
 イベント総評としては入場料金1300円かかってしまいますが、1300円以上の金額を無理に期待しない範囲で出向くのならば、それほどぼったくりでっもつまらなくも無いと思える良いイベントです。
 今後行かれる方は、人ごみを避ける日時を考えて行かれるのが、空間演出を味わう上でも丁度良いのでは無いでしょうか?

■その後は、京成電鉄の試乗をして遊んでから帰宅。
 色々と車両観察を出来て、鉄オタ的に楽しめました。
 

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