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■「牟岐線に新駅計画 県議会一般質問、知事「パークアンドライドで」

【概要】 徳島県議会九月定例会は一日午後、本会議を再開し、児島勝(自民交友会)岩丸正史(明政会)松崎清治(新風民主)の三氏が一般質問に立った。飯泉嘉門知事は、JR四国が牟岐線パークアンドライド機能を生かした新駅の設置を検討していることを明らかにした。県も実現の可能性を探る。午後四時四十一分、散会。

 児島氏が、JR四国が検討している「牟岐線の高速化計画」の概要を質問。知事は七月に同社から説明があったことを報告し、計画内容について▽立江駅小松島市)−羽ノ浦駅阿南市)間の新駅設置▽地蔵橋駅徳島市)、阿波中島駅阿南市)への「行き違い設備」新設▽徳島駅阿南駅への着発線増設−などを挙げた。

 さらに児島氏は、JR四国が、新駅を活用して車から列車に乗り換えるパークアンドライドの実施を検討していることに触れ、地球温暖化対策の観点から県の協力を促した。知事は「関係市の意向を十分聞き、JR四国の計画を精査して実現性について検討を進めたい」と述べた。

(記事・徳島新聞 徳島県議会会議録 )


 JR四国としては「まだ発表できる段階ではない」としているが、四国の各路線の線路末端部の線路容量不足で、以前発生した土佐くろしお鉄道の衝突事故などのような例が発生する事を考えると、安全性を考えて是非とも実現して欲しい。