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■「JRと京王電鉄、吉祥寺駅を改修工事…「ロンロン」も改装

【概要】東日本旅客鉄道JR東日本)と京王電鉄は今秋から順次、吉祥寺駅(東京都武蔵野市)の改良工事を始める。
一部狭く折れ曲がる南北通路を拡幅し、ほぼ直線化するほか、3つに分かれているJR改札口を2階の1カ所に統合する。
駅ビルの改装や建て替え、高架橋の耐震補強にも取り組む。
5年ほどかけて完成、総投資額は200億円を超えるとみられる。

JR東日本は10月をメドに着工する。複雑で分かりにくかった構内を移動しやすくする。
エレベーターを新たに3基設置し、車いすやベビーカーが楽に通れる改札口をつくるなどバリアフリーの設計を取り入れる。切符や旅行商品を対面販売する「びゅうプラザ」を新改札口の正面に配置する。
食料品や衣料、雑貨、飲食を中心とした店が入る駅ビル「吉祥寺ロンロン」は耐震工事などを含め改装し、一部の店舗を入れ替える。工期は2回に分け、1期分の開業は来春を予定している。
京王電鉄は来春から南北通路の拡幅に取り組み、バリアフリー設計を導入する。


 井の頭線のホームが1面閉鎖となるので、利用の方はご注意を。

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