路線ラインカラーの編集と、今後のラインカラーを考えた

精力的に、はてなキーワードの地理を編集しているid:shirusuさんより、キーワードで使用しているラインカラーについての質問を承った。
以下の様な回答をコメント欄に行った。同様に「キーワードのラインカラー編集についてどういう基準で色を選んでいるのか?」疑問に思われる方も居るかと思われるので、参考の為記載したい。

こんばんわ。精力的なキーワード更新お疲れ様です。返信が遅れてしまい誠に申し訳ありません。
さて、ラインカラーですが、Wikipediaに存在する「日本の鉄道ラインカラー一覧」とWebSafeカラー216色の一貫性が取れてない事を確認しました。
Wikipediaにおける「日本の鉄道ラインカラー一覧」では「以下は主に案内表示や路線図で使用されている色を示したものであるが、それらの色を完全に再現したものではない。」「色名については事業者が定めているもの、または一般的に認識されているものを記述した。実際に使用されている色や、その色名で一般的に認識されている色などとは若干相違がある場合がある。また閲覧環境によっては若干異なる色に見えることがある。」との記載があり、イメージに合う色に類似した色を表示して居るのが現状の様子です。
電車内の路線図を参照して編集されている様子で、現状の駅表示の案内などと比較すると、統一性が取れていない点も見受けられます。
(例として・JR東日本に存在する両毛線ですが、実際は高崎支社管内と車内表示は黄色ですが、大宮支社管内はピンク色を使用していたりします。このピンク色についてはWikipediaで補完されていない点だったりします。また、西武鉄道の種別カラーとして区間準急の彩色が明るい緑となっていますが、この区間準急の色自体はウェブサイトの路線図で確認する事などが出来ない為、列車の種別幕から色を読み取った物と思われます。Wikipedia上では他の種別例に比べ彩度が明るいです。)
また、私自身が過去の編集で、このWikipediaのラインカラー一覧を参照せず編集していた時期があり、再編集が対応して居ないキーワードについては色が不統一な個所があります。
例・JR東日本 中央線快速の種別色については、使用車両E233系のLED種別表示を参照としていますが、この車両が登場以前の駅構内に残存する表示と色が異なります。
例・JRの山陰本線嵯峨野線区間アーバンネットワークの薄紫を使用していますが、それ以降は気動車の色を参照し濃赤でラインカラーを表示。
例・JR四国の予讃本線はカンパニーカラーの気動車色の水色でカラー作成していましたが、近年補完した松山以遠についてはオレンジ色の支社カラーを採用等。
例・ラインカラーが存在しない伊予鉄道等は、カンパニーカラーのオレンジから似た色を選択等。
その点について、ちぐはぐに感じる点があるかと思いますが、この点については自分が今後編集する個所については、鉄道事業者が公表している情報を参照しWebSafeカラーで似た色への変更を実施しようと考えております。
このラインカラーについては、首都圏では東北縦貫線開通に伴う車内路線図変更が発生する為、今後事業者とWikipediaの案内が大規模な編集が発生する可能性があります。

私は「編集して居る現状の鉄道事業者のページ」を参考し、それで不明な場合はWikipediaが使用している「日本の鉄道ラインカラー一覧」を参照。
「WebSafeカラー216色」から似た色を選択としています。
ダイヤ改正の影響等で変化する可能性がありますが、私の色選択の考え方はこのようにしています。
shirusuさんの精通した路線で同様に使えるかは不明で編集者の自主性にお任せする内容かと思いますが、参考して頂ければ幸いです。

コメントにもあるように今後JR東日本の東京圏では東北縦貫線が全通し、車内の路線図が大幅に更新される可能性が高い。
立て続けに相鉄線の東京都心直通開始等が存在し、関連する路線もラインカラーは大幅に変化する物かと思われる。
ラインカラーは路線種別が判りやすくなる為、見出し的に表示されると判りやすいが、実際駅や路線図で同系等の色が並ぶと判り辛い。
今後、多くの人が判りやすい情報案内は常に検討すべき問題と思われる。