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■「神戸電鉄脱線事故、通勤・通学を直撃 代替バスに列

 神戸市北区有野町唐櫃(からと)の神戸電鉄有馬線で22日、回送電車(4両編成)が脱線した事故で、同電鉄は23日の始発から現場を含む区間で上下線とも運転を取りやめた。不通区間はバスで振り替え輸送し、代替バスの乗り場には沿線のニュータウンからの通勤・通学者らが長い列をつくった。また、兵庫県警は同日午前、脱線現場で実況見分を再開した。

 神戸電鉄は、事故車両を同日午後、同市北区の「鈴蘭台車庫」に移し、県警や国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(事故調)と合同で車両を詳しく調べる予定。

 同電鉄は23日、岡場―谷上両駅間(いずれも同市北区)の上下線を午前4時58分の始発電車から運休。両駅間をバス会社4社の計29台のバスで振り替え輸送し、両駅に至る路線は折り返し運転をした。23日正午現在で約4万7千人に影響が出た。
 代替バスが運行した各駅前では午前7時過ぎから長い列ができ、谷上駅では約150メートルになった。岡場駅から兵庫県芦屋市の会社に向かうためバスに乗車した男性会社員(44)は「谷上駅まで電車の3倍の45分もかかった。」と話した。
(23日 朝日)


 山間部を縫う路線だから、振替輸送も大変だったでしょう。

■「JR羽越線事故、右窓に損傷集中…強風による飛来物か

  山形県庄内町のJR羽越線の脱線・転覆事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は24日、事故車両の右側の窓ガラスに、強風による飛来物が原因とみられる損傷が集中してできていたことを明らかにした。
 粉々になっていた窓ガラスもあったという。事故車両は進行方向左側に大きく転覆しており、事故調では、想定を超える強さの横風が吹いていたことを裏付けるものとして注目している。

 事故調によると、損傷が見つかったのは、6両編成のうち転覆を免れた4、5両目の窓ガラス。その中でも5両目の乗務員控室では二重構造の安全ガラスが粉々に破損していた。赤いプラスチック製の物体が窓ガラスに激突したとみられ、部品の破片が車両内や線路わきに散乱していた。

 事故調ではすでに車両やレール関係の調査をほぼ完了しており、今後は現場周辺に独自に設置した風速計で、事故の主要因となったとみられる強風に関するデータを収集。事故当時の状況の解明を進める。
(1月24日 読売)


 風そのもの以外にも何かあったのか?
 ぶっちゃけ、強風なら軽自動車でさえ吹き飛ばされてもおかしくは無い。




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