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■「宇宙航空研究開発機構 「小型衛星の打上げ機会提供に係る公募の実施について」

【概要】 宇宙航空研究開発機構JAXA)は、民間企業・大学等による容易かつ迅速な小型衛星の打上げ・運用を実現するための仕組みを作り、我が国の宇宙開発利用の裾野を広げることを目的に、平成20年度以降のH-IIAロケットの打上げ機会を利用して、広く民間企業・大学等に1kg〜50kg程度の小型衛星の打上げ機会を提供することとしました。
今回、その搭載候補を選定するための募集を実施します。(詳細は見出しリンク先の公式ページへ。)


 なにやらすごい事になってきた。太っ腹。


■「仰天!差し押さえSL模型、公売で800万の高価格

【概要】北海道赤平市が固定資産税滞納者から差し押さえたSL機関車D51の模型が10日、インターネットを利用した公売で最低入札価格の16倍の800万1000円で落札された。市税務課は「これほどの値がつくとは」と驚いている。
 赤平市によると、落札したのは福井市の会社経営山田勝三さん(61)。
 模型は鉄製で長さ約2メートル、重さ約300キロの精巧なもので、ゼロ戦の部品の旋盤工をしていた赤平市内のSL愛好家が数年かけて制作し、市内の会社経営者が所有していた。
 入札は8日、D51にちなんで51万円から開始。7人が参加し、10日午前10時の締め切り約1時間前からは2人の争いに。100万円単位で入札金額が上がる様子に職員らも興奮、終了時には歓声が上がったという。
(ソース 共同通信) (もう一つのソース


 テレビでその模型を映像で見たのだが、さほど精巧とも言う物でも無いのにこの額はびっくり。
 ただ、この模型の背景を知りたい気がする。
 と言うのも、ゼロ戦の部品から数年間かけて製作した物である時点でも相当年季が入っている物だし、その上で精度的が高いとかそう言ったものではないもので、それをその会社経営者が延々と大事に保有していた物だからだ。
 固定資産税滞納者となっているが、この固定資産税自体、生活に必要な土地不動産を持っていれば自発的に発生するものである。
 現在の地方の状況を考えると大量に土地を持った人間が固定資産税支払いが不可能となりその対策で土地を売却しようにも、売れるものではない点と地価の下落による金額を考えると気軽に換金可能な物ではない。
 今回の事例も税金滞納者と頭についているが、悪質か全く悪質でないかについては全く持って実の所不明である。
 そして今回のこの模型も、もし故人の形見とかそういう曰く付きの物であるとしたら?
 人間の仁とか義とかに関わる物だとすれば、正直今後他の何処かしらに歪みが出ても対応する術は無い。
 まぁ、そう言った物と無関係で単に置物として存在しただけなら問題無いだろうが、簡単な税金の構造ぐらい頭に入れておいて損は無いかもしれない。

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