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■「伊賀鉄道:全車両、更新へ 

【概要】伊賀市第三セクター伊賀鉄道は、伊賀線で運行している12の車両すべてを更新する計画を進めている。
 製造が昭和30年代と古く、一部が腐食するなど老朽化が進んでいるため。
 今年度中に開始し、早ければ11年度までに入れ替えを完了させる。関東地方の私鉄から中古車両を買い入れる方向で、現在、交渉を進めている。
 伊賀鉄道の車両はかつて、奈良県内の近鉄線で使われていたもので、昭和60年代に伊賀線に移された。車台はすべて1957年製。
 車体は61、62両年製で、約半世紀、現役で走り続けてきた。
 軌道幅1067ミリ、車両全長18メートルと特殊なため、同一規格の車両を持つ鉄道会社は少なく、条件に合致する関東地方の私鉄に譲渡を打診したところ、受け入れられる見通しが立ったという。
 交渉が順調に進めば、毎年4両更新する。購入費は1編成(2両)当たり9500万円程度を見込んでおり、一部を国、県、市が負担。伊賀市は年間5700万円を支出する。
 (代表ソースとして、見出しリンク先に毎日jp伊賀版へのリンク。)

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