JR東日本の211系車両 東海道本線での定期運用終了

22日の夜に、ウェブ上で東海道線で運用についている211系電車の定期運用が23日に最後になると情報を入手しました。
運転する時間帯は朝方の上り列車のみで、前日の夜に平塚駅の留置線に入線し、翌日朝に東京駅に向かい客扱い終了。
その後田町電車区に回送で入庫し運用を終了する、列車番号756Mに充当でした。
正確な情報は不明で、当初は平塚発07:11の、列車番号1560Mか、平塚発07:24発の列車番号756Mか正確な情報が不明の状態でした。
どちらにせよ、自分が朝早起きして調査する事は可能であり、平塚まで行かなくても、大船駅など手前で見張っていればツイッターで情報発信が可能と睨み、行動する事としました。

実際朝の動きとしては、新宿駅に06:40頃に到着する、湘南新宿ライン南行き始発電車に乗り、大船駅まで移動。大船駅上りホームで確認しました。

結局今日の最終定期運用は、後発となる756M運用でした。
ラッシュ時なので混雑を避けた14号車に乗車していたのですが、お隣15号車には知人が乗車している事が判明。
知人は横浜で下車しましたが、自分は大船から東京までの切符を持っている為そのまま乗車しました。
東京駅到着後、東京駅に通勤前に寄り道していた別の知人などと遭遇。
列車が回送で引き上げる事を確認し、一旦帰宅となりました。


復旧した東京駅のドームとの組み合わせも、短い期間のみでした。

突発的な判る人しか判らないイベントでしたが、これで、JR東日本の管内になる東京〜熱海間の東海道線と直通する伊東線では、3ドアの電車が運用終了となりました。
現在走行しているE231系(2003年より配備)E233系(2008年より配備)等が4ドアの車両と考えると、完全な都市型設計の電車ばかりと言う気がします。
考えてみれば、東京から上野方面には、東海道線上野駅に乗り入れる宇都宮線高崎線を直結させる東北縦貫線の工事が進捗しており、この路線を使用して、東海道線宇都宮線高崎線直通と考えると、横浜〜東京〜上野〜大宮と混雑区間を結ぶ為、どうしても4ドア車両じゃないと混雑を裁けないですね。

211系が本格製造されたのが1986年以降となり、ステンレス車両の普及となり新しい車両のイメージがありますが、四半世紀以上走っている事を考えると現状に一致しないのは、いたしかたないです。
いわゆるバブル期に差し掛かる次期の導入車両となりますが、より快適なサービスと新しい価値観を目指した次期のデザイン。
古いけど悪くはないマインドを感じます。

今回定期運用離脱した211系は、5月12日・13日にイベント列車として運用される予定。
置きかえられた211系は、JR東日本長野支社の動労長野の情報等によると、長野地区でそれより古い型の車両の115系を更新する為に活用され、その後JR東日本エリア内の各115系を置換え予定です。